About QOLF

理事長挨拶

一般社団法人Quality of Life Foundation医科学研究者国際活動支援協議会では、国際的な医療技術の発展に寄与するため、各国大使館、医療機関よりご推薦頂いた医師の本邦研修と、日本人医師の海外派遣を通じて技術協力と医学教育の向上にかかる事業を創設15年にわたり推進して参りました。

これまで、本法人の学術交流により、リトアニア、ポーランド、アルメニア、クロアチア、ペルー、ウルグアイ、アルゼンチン、コロンビア、アンゴラ、およびボツワナから医師が訪日され、研修協力病院である東京大学医学部附属病院、がん研究会有明病院および聖路加国際病院にて研鑽を積まれました。

ご帰国後は日本の医療技術を応用し、患者様へ還元することができたと活動の成果を各大使閣下や所属先病院長からご報告と感謝状を賜っております。
また、ウルグアイからは、たいへん光栄なことながら、ムヒカ元大統領より謝辞の動画を賜りました。

派遣事業については、東京大学医学部附属病院からはコロンビア、ペルー、アルゼンチン、エルサルバドルへ、がん研究会有明病院からは、ペルー、ギリシャへ日本人医師を派遣することが叶い、日本が誇る高度な医療技術を訪問先病院の医師へ技術移転するとともに、現地の学会への参加など、多岐にわたりご活躍いただきました。

コロナ収束の兆しが見えない状況ではございますが、この5月には、2021年度の対象国となっておりましたコロンビアより専門医が訪日し、東京大学医学部附属病院、がん研究会有明病院にて研修いただいたところです。

加えて、本年度10月には、同じく昨年度の招聘対象国であるギリシャおよびアルゼンチンから医師を招聘し、東京大学医学部附属病院、がん研究会有明院にて研修いただけるよう準備を進めております。

今後も各国大使館を通して、国際的な医療の発展に貢献できるよう本法人も万全の支援を尽くす所存です。

一般社団法人Quality of Life Foundation
医科学研究者国際活動支援協議会
理事長 鈴木裕子

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